日時・場所
2019年10月03日 13:30 – 17:30
7F ラブピースクラブショールーム, 日本、〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目2−2
イベントについて
主催:性と健康を考える女性専門家の会の避妊・中絶ケアプロジェクト(ラブピ−スクラブ共催)
避妊・中絶ケアプロジェクトワークショップのお知らせです。
4月からラブピースクラブでは、性と健康を考える女性専門家の会の避妊・中絶ケアプロジェクトと共に、避妊・中絶問題を考えるワークショップを開いています。
第一回は看護師・助産師である漆原絢子さんを招き、医療現場からみる中絶の現実について語っていただきました。第二回は医師の早乙女智子先生さんを講師に、「母体保護法指定医師必携」を読みました。日本には未だに堕胎罪があります。その堕胎罪から医師を守るためにつくられているのが「母胎保護法指定医」制度です。法律も、そして医療の現場も、女性の人権への眼差しが全くといっていいほどないことを、突きつけられています。
第三回目はいよいよ堕胎罪についての学びを行いたいと思います。刑法でどのように堕胎罪は位置づけられているのか。そもそも堕胎罪の保護法益とは何でしょう。
韓国は今年堕胎罪を撤廃しました。#MeTooでもりあがる女性の人権意識の高まりによって、この法案が廃止されたことは、そもそも堕胎罪撤廃が話題にすらならない日本社会からみると非常に羨ましい現実です。でも諦めることなく、まずは刑法堕胎罪を知ることからはじめていきたいと思います。
第一回、第二回に参加されていない方もご参加できる内容になっています。ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。
【講師プロフィール】 齋藤有紀子(さいとうゆきこ)
北里大学医学部附属医学教育研究開発センター医学原論研究部門 准教授 専門 法哲学、生命倫理学 明治大学法学部卒、法学修士、医学博士
【研究テーマ】 患者・障害者の人権、性と生殖をめぐる倫理、セクシャルマイノリティと医療など。
【著書】 「選択的中絶と法」法哲学年報 「性と生殖に介入する医療における正義:フェミニズムと法は誰の権利を守るのか」法哲学年報 「中絶女性に対する医療のまなざし:胎児細胞.胚.卵子が研究資源となる時代に」 日本医学哲学・倫理学会誌 「医療と子どもの人権」明石書店 「在宅患者と性:患者とスタッフの人権問題として」日本在宅医学会誌 「遺伝子検査-子どもの場合-」年報医事法学15 「女性・胎児・障害者の対立を越えて:出生前検査をめぐる「関係」を読み解く」助産婦雑誌 「母体保護法とわたしたち」明石書店2002 ほか
【開催日時】2019年9月15日(日)13:30~15:30
【参加費】1000円
【開催場所】ラブピショールーム 東京都文京区本郷7-2-2ー7階(LOVE PIECE CLUBと同じ建物です)
【ご予約方法】ご予約は以下のサイトもしくはお電話より承っております。
ラブピイベントご予約サイト https://www.lpcyoyaku.com/event
お電話 03-5840-6455
【ご注意事項】
※女性限定イベントです。
※受付ダイアルは土日・祝日はお休みです。年末年始、長期のお休みをいただくことがございます。
チケット詳細
チケット(当日精算)
¥1,000販売終了
合計
¥0